●山行日:2018年10月5日(金)~7日(日)
●メンバー:(L)プー子様、(M)ミクエモン、ゲンさん、カエル
●コース
10/5
川口元郷駅21:10(ゲンさん、ミクエモン合流)=ゲンさん車=22:00プー子様宅=練馬駅(カエル合流)
10/6
1:30~6:30安達太良SA=奥岳登山口駅7:00=(あだたらエキスプレス)7:30=頂上駅7:43=(休憩)五葉松平8:17~8:22=安達太良山頂1,728m8:58~09:05=乳首山09:08~09:24=山頂9:27~09:30=くろがね小屋10:35~11:30=登山口13:02
【歩行時間3時間53分】
九州方面を通過中の台風25号の影響だろうか?霧雨に煙る安達太良SA。
そこで仮眠をとった。明日は大丈夫だろか?悩む間もなくやがて日の出となった。
そこから奥岳登山口まで車で移動すると、すでに駐車場は早朝から混雑が始まっていた。
三連休の初日だったので観光客、ハイカーで次々と車がやって来た。あだたらエキスプレスの始発は7時30分。乗り込むと10分ほどで山頂駅に到着。
山頂はいつでも雲のうしろには太陽があると言う事で晴天となった。黄色と赤の紅葉の絨毯が広がり、瑠璃色の空と眼下には雲海があった。こんな景色は久々に拝見させて頂いた。ありがとう、安達太良さん。
安達太良に行った事がある方は勿論ご存じだと思うが、山頂駅から木道を少し歩くと「この上の空がほんとの空です 二本松市」の碑がある。「智恵子は東京に空がないといふ。ほんとの空がみたいといふ。」の一文。詩人、高村光太郎の『智恵子抄 あどけない話』の智恵子さんの生家から見えた安達太良山と言う事だ。
その後、山頂、乳首山へ向かう。プー子様、ゲンさん、カエル、皆さんの足取りも軽くやがて山頂へ到着となった。
乳首山へ登ると目の前に磐梯山が望めた。乳首山を下りるとすぐに沼ノ平火口を一望。火山ガスが発生して立ち入り禁止だ。
その後、牛の背を通り見えてきたのがソーラーパネルが付いたくろがね小屋だ。中は落ち着いた雰囲気であった。小屋は安達太良連山の鉄山の鉄(=くろがね)、鉄分を多く含んだ温泉かけ流しとの事。
それはさて置き皆さん、昼食と休憩となった。ところが私は買ってきたおにぎりとバナナを車中に忘れてきてしまった。しょうが無いので予備の黒糖ロールと森永ミルクキャラメルで我慢。
小一時間休憩後、皆さん無事に登山口に下山となった。
下山後は土湯温泉でアルコール、酒のあてを買い出しに行った。その時に、私は勿論お初にお目に掛かったが、皆さん顔見知りの土産物のご主人と歓談した。先だって近所の方で、犬と散歩中に子連れの熊に襲われ入院した方の話。それから観光資源の水芭蕉を猪に食い荒らされて参ったといった興味深いお話を聞かせて頂いた。
その後、プー子様に手配していただいた新野地温泉・相模屋旅館に到着となった。磐梯吾妻国立公園内、標高約1200mに位置し秘湯を守る会の宿でもある。
部屋に案内されるとさっそく皆さんで乾杯のビールとなった。窓の外は安達太良連峰、鬼面山1482m。それと噴気が風に揺らいでいた。続いて楽しみにしていた風呂という事で、屋外の長い渡り廊下を降りると乳白色の野天風呂。背後の鬼面山が圧巻であった。
翌朝の10/7(日)は標高1200mでもあり天候も下界とは違っていた。朝方から窓の外の
温泉の噴気は強風に煽られて、風の轟音と共にたなびき窓ガラスはガタガタと揺れていた。鬼面山の上空の雲は高速で移動していると言った風景であった。
そういう気象条件の中、朝風呂を頂きに行った。野天風呂へは一度外へ出て、木で造られた雰囲気抜群の遊歩道を歩いていく。温泉は白濁した湯がなみなみと注がれ浸かりながら吹き上がる噴気、野趣に溢れた景色の中日常では味わえない地獄の湯に入って来た。温度も適温で、風は轟々とうなっていた・・・・気持ちいい。
鬼面山と高速で流れる雲と温泉の噴気の景色を楽しみながら最高の温泉であった。
当日は土湯温泉、会津若松の観光のあと日光方面を経由して、一路東京へ戻った。
プー子様、ゲンさん、カエルさん、お世話になりました。ゲンさん行きも帰りも運転ありがとうございました。
(ミクエモン記)
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