●山行日程:2019年6月12日(水)夜行~14日(金)
●メンバー:L ヤジ~、M:しずく、ハリー、ツッチー、ユッキー
●交通
行き
12日 21:00 尾山台にてツッチーさんPU、21:20 千歳船橋駅にてハリーさんPU 22:00和光市駅にてしずくさんPU。関越道にて水上IC~AM0:30湯檜曽公園にて仮眠。ユッキー車は23:00着仮眠
13日 4:30起床 ユッキー車は土合駅にP、5人でロープウェイ駐車場へ
帰り
14日 14:15平標山登山口よりバスで越後湯沢駅、15:08発~15:34土合駅
ユッキーにロープウェイ駐車場まで送ってもらい各車帰京。
●コースタイム
13日 西黒尾根登山口 6:15~8:55ラクダのコル~11:10肩の小屋~11:40トマの耳
12:00オキの耳~12:30肩の小屋~15:30大障子避難小屋
14日 大障子避難小屋4:45~5:58万太郎山~8:35エビス大黒ノ頭~10:01仙ノ倉山
~11:30平標山~12:00松手山~13:30平標山登山口
毎年6月の半ばに平日休みが木金と取れるのを利用してしずくさん推薦の谷川岳から平標
山までの縦走をいくことにした。梅雨の最中、平日なので空いていると思いきや結構な人
数にお会いして驚いた。早朝から日本三大急登の西黒尾根を登り始めたが天気が良く樹林
帯からぬけると周りの山々や富士山までが良く見える。気持ちよく写真を撮っていたら避
難小屋の到着が遅れてしまった。水場まで往復20分のはずがみんなで仲良く行ったので1
時間ほどかかってしまった。谷川独特なかまぼこ型の小屋はドアが壊れていたり天井から
水が落ちてきたりと、奥多摩の避難小屋しか知らない私は驚きの連続だ。定員オーバーで
女性2人のパーティーの方がテントを張って外に出てくれた。夜中は風が強く心配だった。
次の日はバスの時間があるので早めのスタートだ。
二日目も天気が良くこれからの山も歩いてきた山もドローンに乗っているようにはっきり
見える。登り下りもたっぷりあり避難小屋もいくつか通り過ぎ、やっと今回の山行の最高
峰である仙ノ倉山(2026.2m)の手前から急に風とガスが出てきた。仙ノ倉山から平標山ま
では風が強くてまっすぐに歩けないほどだった。素晴らしいお花畑だったが写真を撮る余
裕もなく松手山までくるとばったりと風はやんで穏やかな道となった。登山口のバス停か
ら越後湯沢までは小屋で一緒だった方と話しながら無事に土合駅まで一周してきた。
(ヤジ~記)
谷川岳から万太郎山・仙ノ倉岳方向の縦走は初めての経験でした。今回の梅雨時の奇跡的な快晴はこのルートを縦走する者にとって最高の条件を与えてくれたのではないかと思います。私は日帰りで一気通貫できる体力が既に無いので、このコース唯一の水場がある大障子避難小屋泊は助かりました。お陰様で2日間という行程にゆとりがあって、景色と山花の美しさを堪能できました。
今にして思えば、若い頃の私は何も見ず、ひたすら歩いてたように思います。その頃は自己陶酔というナルシズムに陥っていたかも知れませんね。この谷川岳縦走は山歩きの楽しみ方を再発見させてくれたと思います。 (ユッキー記)
ずっ~と行きたいと思っていた谷川岳~仙ノ倉山~平標山の壮大な縦走、梅雨の合間の晴天で超ラッキー!!西黒尾根は急傾斜だが上越の山々を眺めながらの高度感が抜群で谷川岳登頂時には満足感一杯だった。(以前登った時にはガスってなにも見えなかった)谷川岳からの青空の下の長い稜線は苦しみながらも気持ち良く大障子避難小屋に着いた時にはホッとし気分最高だった。360度のパノラマを楽しみながらの夕食はまたまた大満足。翌日 小屋を出発し仙ノ倉山は見えているのにアップダウンの繰り返しでなかなか着かず。振り返れば歩いてきた長い長い稜線が見え、やっとの思いで着いた時には疲れもすっ飛ぶ充実感でした。
(ツッチー記)
ヤジさんから 貴重な平日休みの山行相談があり、数年前に確か季節は7月頃と思うが、夫と2人で避難小屋泊で花が多く楽しいコースを歩いた事を思い出し提案した。
①西黒尾根は岩歩きが楽しめる。
②トマノ耳・オキの耳からの八海山~巻機山等新潟の山々、又上州の山々の眺望が素晴らしい。
③大障子小屋での沢の水汲みや自炊の小屋ライフが楽しい。
④肩の小屋から伸びている稜線が万太郎山~千の倉岳~平標山に続く。辿るべき道が一筋になっているところが良い。縦走の満足感が得られる。
⑤季節に応じて花や紅葉等が楽しめる等 皆さまにお薦めのコースです。 (しずく記)
三代急登を踏破したいと黒戸尾根の登山計画をしている折に、ヤジーが西黒尾根経由の谷川岳の計画をしているとの知らせが!これは行かねば!と、即参加表明。梅雨時の山行なので天気が心配だったが、皆の日頃の行いが良かったのかまさかの快晴。新緑と青空のコントラストが綺麗で、稜線歩きにもってこいの天気だった。
2日目はまぁ〜とにかく稜線の長いこと長いこと。強風の吹き付ける中、平標山から苗場スキー場が見えたときはホッとした。
心強いリーダーとメンバーに恵まれ充実した2日間を過ごすことができた。 (ハリー記)
エビス大黒ノ頭 仙ノ倉山山頂
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