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執筆者の写真tmy

個人山行‐笊ヶ岳 (2,629m)‐静岡県・山梨県 

●山行日:2019年6月22日(土)~24日(月)

●メンバー: L/みっちゃん M/しずく

●コース

6/22  自宅8:00⇒東名 新静岡IC⇒畑薙第一ダム駐車場15:00⇒椹島ロッヂ16:00

6/23 ロッヂ3:35…1857m地点6:05…上倉沢源流部9:00…下降点10:25…

     山頂11:00/11:15…上倉沢源流部12:40…1857m地点14:50…ロッヂ16:35

6/24  ロッヂ6:15⇒畑薙第一ダム駐車場7:15⇒寸又峡温泉9:30


この山は、南アルプス・赤石山脈白峰南稜にある山で、4月に登った池口岳以来の200名山登山だ。山中一泊あるいは日帰りにするか迷ったが、テントを担いで往復9時間近く歩くのはキツイので、日帰りを選択した。

天気は、4~5日前まで雨予報だったが、登山前日から晴れのち曇り予報となる。この時期は、天気とにらめっこだ!!


<1日目>

畑薙第一ダム15時発の東海フォレストの送迎バスに乗り、椹島ロッヂへ向かった。

送迎バスは、乗車時に3千円を支払うが、指定された山小屋へ泊れば、宿泊代から3千円が引かれるので、結局送迎バス代は無料。

椹島ロッヂに近づくにつれ、以前ロッヂを訪れた時とその周辺の変貌ぶりにビックリ!! JRの従業員宿舎を建築中で、将来この地にリニアカーが入り、従業員宿舎もホテルに改築されるとか?いつ完成するかは不明…。ロッヂは、工事関係者(外国人が多い)の宿泊場になっていて、登山客は我々2名だけで寂しかった。

夕食前にログハウス風のレストランで軽く一杯やってから、明日に備え早めに就寝する。

(因みに男女別の風呂場があり、下山後も入浴できる。)


<2日目>

早朝3時半に出発する。前日に登山口を確認していたので、暗闇でも迷うことは無い。登山口からいきなり階段状の急登が始まり、この山の厳しさを感じさせる。

登山道は、ほぼ自然の状態で枯れ枝が散らばり道も不鮮明だ。夜明けが待ち遠しい!! 登り始めて1時間半のところでロッヂ手作りのおにぎり弁当を食べる。さらにひたすら登りが続き、やがてなだらかに登って行くと、この山とは似つかない立派な「標柱」が現れた。笊ヶ岳まで270分と書かれている。気が遠くなりそうになるが、ここでメゲナイ!!ここからが核心部、破線ルートだ。足場の悪い沢を5~6本横切り、沢登りに来たような感覚で、高巻き・道幅の狭い箇所を通過するなど気が抜けない。上倉沢の源流部に着いて、少しだけ緊張感か ら解放された。さらに涸沢を詰め、急登を登りきったところで椹島下降点へ出た。左へ転付 峠、右は山頂だ。この辺りからガスが出始める。山頂までは意 外に登りがキツイ。森林限界を超えハイマツが出て来たので、山頂は近い!!山頂の標識が見えた時は、力が抜けた。残念ながら赤石岳・聖岳、白根南陵の山々はガスで見ることはできなかったが、念願の山頂を踏めて本当に嬉しかった。

下山は、往路をそのまま慎重に下って行く。200名山でも難易度が高い山だけあって、中々ハードだった。しずくは、FBで「意外に長く感じなかった」と言っていたけれど、13時間はやっぱり長い!! これで200名山は残り5座(北海道と九州各2座、北アルプス1座)となった。

<3日目>

ロッヂ6時15分発の送迎バスで畑薙第一ダムへ送ってもらう。大井川鉄道に沿って寸又峡温泉へ向かい「美人づくりの湯」で美人に磨きをかけて帰路山頂には、静岡県と山梨県の標識が建っていた。



          山頂には、静岡県と山梨県の標識が建っていた。


     大井川鉄道、奥大井湖上駅を望む・・・

                                      

                                 (みっちゃん記)

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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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