●日 程:2023年5月4日(木)~ 5月5日(金)
●メンバー:たろう(リーダー)、フーミン
●コースタイム:
5/4 観音平(6:41)→ 雲海展望台(7:35)→押手川分岐(8:20)→(10:30)編笠岳山頂(11:00)→青年小屋(11:30)青年小屋(11:50)→権現小屋(13:12)→権現岳山頂(13:30)→青年小屋(14:50)
5/5青年小屋(6:30)→押手川分岐(7:30)→雲海展望台(8:15)→観音平(9:10)
5/3夜11:00に自宅を車にて出発。ゴールデンウイークの後半ということで渋滞の覚悟を決めていたが小淵沢の道の駅に着いたのは夜中2:00 仮眠をして5:30に観音平の駐車場にむかった。天候は晴れ。気温9度
観音平の駐車場はすでに一杯。駐車場からは正面に朝焼けの富士山が雲海の上にみえていた。
登山口で計画書をポストに放り込み編笠山へ登り始める。
雲海の展望台までは笹の整備された樹林帯をとおり、ヤマザクラの残花、ミツバツツジがわずかにピンクのふくらみの芽をみせ、若葉の芽吹きの緑の間に登山道がつづきとても気持ちがよいルートをあがっていく。
展望台でもう一度富士山をみて、編笠山へとりつく。押手川分岐へ進む。ここからは急に岩稜帯の登山道がはじまる。樹林帯の中に大きな岩が点々として登山道の道を険しくしている。吹き抜ける風はさわやかで気持ちがよいのだが、ひたすら険しい岩のうえを息を切らせながら高度をあげていく。残雪を心配して、8本歯のアイゼンをもってきたが、わずかに樹林帯の中に残雪があるのみで全く必要がない。今回は安全のためのお守りとしてザックにはいっている。
ヘロヘロでやっとのこと、編笠山頂上到着。10:30
めったにない最高の天気にめぐまれ、編笠山山頂からは360度のパノラマ
富士山、甲府盆地、諏訪湖、北アルプス、南アルプス(甲斐駒、北岳、鳳凰三山)八ヶ岳(西岳、阿弥陀、赤岳、権現岳)
前夜の仮眠で眠くなってきたのでここで30分ほど昼寝である。
11:30 青年小屋に向かい岩稜帯の急登をくだり到着。本日宿泊予定は20人程度
11:50準備を整えて、ピストンで権現岳をめざす。
わずかにのこる残雪の樹林帯を抜け、稜線から鎖場をとおり権現小屋をへて権現岳山頂へ
山頂は岩の上であった。4~5人が岩の上にすわって交代に写真をとり景色を楽しんだ。
権現山山頂 青年小屋からの編笠山頂
青年小屋は初めて泊まったが宿泊人数は20名程度でゆっくりとして食事もおいしかった。
山小屋のご主人に小屋の前の岩についてお話を伺った。130万年前の噴火で八ヶ岳ができた時の溶岩の上に小屋があり、小屋の前は風の通り道のため木々が育たず編笠山から青年小屋の間は岩の岩稜帯になっているとのことでした。自然の力はすごいです。
入口の遠い飲み屋の赤い提灯も素敵でした。
翌日5/5も天気に恵まれ、観音平まで無事下山した。
記:フーミン
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