●日時:2022年11月8日(火)
●メンバー:サンスケ(ツアー参加)
●コース :東京駅7:30 ―(常磐道)-いわき中央IC - 登山口10:30 - 〆張場
- 男体山 - 女体山 - 二ツ箭山 -月山 -15:30登山口 -(常磐道)― 19:30東京駅 (コースタイム 3:30)
毎日新聞「まいたび」発行の冊子「日本の山旅 世界の山旅」は参考とするところが多く、5~6年前にソロで登っていた時には大変お世話になった。みなと山の会に入会後、「まいたび」のツアーに長く参加はしてないので最近冊子の送付が止まったようだ。
そんなことで、又送ってくることを期待し久しぶりにツアーに参加。
今回の目的地は福島県いわき方面の「二つ箭山」(このコースには年齢制限がついている為、誓約書の提出を求められた)。二つ箭山そのものは眺望ゼロの貧弱な山だが、隣に聳える男体山・女体山は写真にある通り岩峰が特徴的な山。
当日は東京駅前7:20集合、常磐道をひた走り最寄りの「いわき中央IC」で降り登山口着が10:20。メンバーは女性5名、男性6名の11名。グループ単位での参加者は無く、全員一人での参加のようだ。コースタイムは3:30とそう長くなく、標高差も500m程度なのでそれ程の山では無いのだが、ツアー案内の難易度ランクは高い。要は至る処に鎖の岩場がありそれとの闘い。その極め付けが男体山にかかる30mのクサリ。3班に分けてトライするが、丁度昼食タイムであったので何と鎖の待ち時間を利用しての立ったままでの昼食となる。登り切るとそこが男体山・女体山のコル、そこから空身で男体山山頂に向け急斜面の岩場にトライ。山頂は狭くまた風が強くなってきて立っているのが困難なので早々に退散も、今度はザックを背負い女体山へ。いやはや急で特に下りは足場が取れず怖かった。その後月山を経由し下山となるが、それからの道も結構急な坂の連続だ。しかし皆さん足に衰えをみせず一人の落伍者も無く、予定通り15:30駐車場に戻った。
バスの中で近くの女性に「いや~本当に厳しい山でしたね」と言ったら、「そうでしたか?」と。その女性は自分から73歳と言っていたが、そういえば当会にも似た方がいるなあ~と。他の参加者も皆さん方々の山を歩き回っている強者なのだろう。
帰りのバスが「つくば」を過ぎた頃、近くの席で「あっ欠けてきた・・・」と言う声が。
そうだ、今日は442年振りの天体ショウ「皆既月食」だ。東京駅に着いたのが7時半頃で、行幸通りには多くの人が空を見上げカメラをセットしたりしていた。
月が完全に隠れる頃、当方は東京駅のガード下でビールと天ぷらの一人反省会を。
冒頭に記したように今回は岩場が目的ではなく、ツアー参加そのものに意味があるのだが。それにしてもえらいコースを選んでしまったと深く反省。
今日は平日のツアーなので、多くの方はそこそこの年齢と思われるが、それにしても皆さんお元気なものよ・・・
(サンスケ 記)
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