●山行日:2019年4月29日(月)~5月4日(土)
●メンバー:L.プー子様、 M.ゲンさん・カエル
4月30日(火)
前夜発で、安達太良SAにて仮眠・朝食後、新しく出来た東北中央道経由で宮城県入り。
山形低山の山旅、第1日目は、白石市に近い七ヶ宿の水芭蕉群生地の観光。観光客も殆どいない静かな観光地だった。
昼には全員の希望でと蔵王温泉「新左衛門の湯」でまったり。明日からの山行に備える。
5月1日(水)
山形の山旅2日目、今日は南陽市を抜け白鷹山〈994m〉に行く。登山口は、農村の集落の一角にある嶽原登山口。10台程泊まれる駐車場とトイレがある。赤い鳥居をくぐり新緑を楽しみながら緩やかな道を歩く。標高1,000m弱の標高だが、途中から登山道は斜度を増し残雪が登場。たまたま先行者の踏みあとがあり楽に進めた。久しぶりの雪山で結構楽しい。
1時間程で頂上到着。立派な神社と休憩舎がありゆっくりしたいところだが、羽虫の襲来で、写真だけ撮って退散。下りは南斜面の為か残雪もなく楽に下山。土地が肥えているのか沢の音が聞こえる辺りから、あちこちに水芭蕉の群生地が見飽きる程現れる。帰りの下道は、まだ満開の桜や水仙等が多く見られ思いがけずお花見山行となった。県民の森で桜を愛でつつ昼食の後、温泉はお初の白鷹温泉「鷹野湯・パレス松風」とする。400円とリーズナブルで、混みあうこともなく嬉しい
■コースタイム
嶽原登山口9:40=山頂10:47~11:00=大平口登山口11:57=駐車場12:45
(行動時間3時間5分)
5月2日(木)
今日は、蔵王よりの山形神室を目指す。毎日通っている13号線を本日も北上。蔵王ICを見送り、笹谷街道をどんどん進む。登山口の笹谷峠には車1台、寂しい駐車場だ。車を降りると物凄い強風で飛ばされそうになるが、とりあえず9:25にスタートする。笹が多く樹林帯がない為、強風が直接吹き付け、途中足を止めながら防風体制で登る。強風には難儀したが常に行く手のトンガリ山や山形神室、また遠くの山々の展望は良く満足満足。残雪は大したことはないが、雪解けのせいで道が途中からサバイバル状態。絶対に滑ってはいけない。時間が倍くらいかかってハマグリ山〈1146.1m〉に到着。夕方東京に帰るカエルさんの時間と温泉タイムを鑑みて、ハマグリ山から下山。途中地元のハイカーと何組がすれ違い、駐車場に戻ると車が10数台と増えていた。人気のある山なのだ。麓の手打ち蕎麦屋でお蕎麦と山菜天ぷらでランチ後は、米沢市内の大好きな「鷹山の湯」でのんびり。ここは、天然温泉ではないが、いろいろなお風呂やサウナも楽しめ長時間いても飽きない。530円と良心的な価格むな為ファミリーにも人気だ。
■コースタイム:笹谷峠登山口9:25=ハマグリ山山頂10:26~10:30=笹谷峠登山口11:25 (行動時間2時間)
笹谷峠登山口 ハマグリ山山頂
5月3日(金)
本日山形の山旅四日目。山形市のシンボル的里山2座をゲットすることにした。山形市の東にある千歳山〈471m〉は、地元民の散歩コースのようで、空身の人ばかり。自然休養林とのことで良く整備された登山道だ。千歳稲荷登山口展望台にある櫓に登ったが、育った木々に邪魔されがっかり。山頂には地元のハイカーがくつろぎ賑わっていた。周遊コースで万松寺の登山口に下山。人が少ないと思ったが、直下からいきなりの急斜面でしかも岩場となっている。斜面が緩やかになったと思ったら、今度は木段の連続。時間は短いが、登りには使いたくないと思う。下山して車道を駐車場まで戻ると、駐車場に入りきれなかった路駐の車が延々と列を成していた。やはり毎日登る人もいる程の人気の山なのだ。
本日2座目の山形市の西に位置する富神山〈402m〉は、千歳山と同じ山形市のシンボル的山で人気がある。標高は低いがピラミッド型の端正な山だ。5つあるコースの内市内に一番近い北口登山口を選択。最短コースで山頂までずっと急登続き、ファミリー向きではない。短時間で山頂到着。山頂からは東に、山形市街や蔵王の山々と瀧山、雁戸山、笹谷峠、山形神室等の奥羽山脈の山々の展望がよく開け、西には朝日連峰も望める。しばし展望を楽しんで、もと来た急登を慎重に下山。下山後の温泉は、長井市「卯の花温泉・はぎの湯」。源泉100%の豊富な湯量と良い泉質(塩化物・炭酸水素塩泉)で大満足。
■コースタイム
①千歳山:千歳稲荷参道登山口駐車場9:00=展望台9:34=9:42=千歳山山頂9:45=万松寺登山口10:10=駐車場10:25 (行動時間1時間25分)
②富神山:北登山口11:05:=富上山山頂11:26~11:37=北登山口
11:53 (行動時間48分)
富神山からの眺望
5月4日(土)
山形の山旅、最終日。飯豊の熊祭りが本日のメイン。何回か来ているが、駐車場が一杯で路駐の人達をシャトルバスが送り迎えするほどの盛況ぶりは始めて。会場の小国町・梅花皮荘前で玉コンニャクを頂き、梅花皮荘の温泉大浴場から飯豊の山並みを見ながら、まったり。加えてちょっと寄り道した樽口峠からは、飯豊本山から杁差山 までの大展望、絶景を堪能。またあの稜線を歩きたいと思っている。4度目の飯豊、行けるかなぁ。行きたいなぁ。
(プー子様記)
小国町・小玉川地区の熊祭り
樽口峠から この飯豊連峰絶景
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