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執筆者の写真tmy

金時山(1,213m) ―金時娘見えず、富士雲に隠れー


●日程;2021年12月23日(水)

●メンバー;L:サンスケ  M:しずく、ヒロ、ツッチー、ナミヘイ 計5名

●コ―スタイム

・新宿(8:05)→【東名高速・バス】→ 乙女峠バス停(11:05)~長尾山(12:00)~金時山(13:10~40)~明神ヶ岳・仙石原分岐(14:40)→仙石(15:20)→【路線バス】→箱根湯本駅(16:50)【箱根湯寮・湯・食事】→箱根湯本駅→新宿


「古稀の会」から「トキメキの会」に改名し、今回はしずくさんが加わって若々しい気分での山行となった。天候は上々で少々の風と寒さのあるなか、新宿バスタから高速バスでスタート。途中車内からは青空に映える冠雪の富士が見事で、これから向かう金時山頂からの眺めに期待が膨らむ。渋滞のため予定より1時間遅れて乙女峠に到着。


ここで一波乱・・当日の乗車時に計画書の「金時神社入口」下車を「乙女口」に変更したのだが、何故か「乙女峠」で下車してしまったのだ!経験豊富なしずくさんの引導により標識の林道入り口からの登山道を確認し無事登山開始となった。


林道を少し進むと本格的な登山道に変わり、単調な登りを1時間ほど歩き汗ばんで来る頃、乙女峠の開けた見晴らし良いテーブルのある所で休憩し一息入れる。そこからが段差の深い山坂あり平坦地ありの見通しのよくない道のりである。

途中、灌木を透けて2~3峰先に金時山が見えるが、まだ2、3ピークを越えなければならない。山頂までは思ったよりも遠い思いだった。


「天下の秀峰 金時山」の大きな看板に出迎えられ山頂に到着。頂上は風が若干あり寒かった。看板の後方に冠雪の富士山が現れるはずが、厚い雲に覆われ雄大な姿は見えず、皆がっかり!!また、「金時娘茶屋」は閉店(平日での休業か?)。金時婆さんが亡くなったのかしら??雲の晴れ間から富士は現れることなく、残念な写真撮影となった。山には十人近くがいたが、昼食したり写真に収めたりで、我々も昼飯を済ませ、早々に引き上げ下山開始した。


下山の当初は段差の高い下り階段であったが、だんだん土留めの低い階段となってきて歩き易かった。途中に三叉路に出たが、右折(金時神社への下り道)はダメとのしずくさんの指示で直進。明神ヶ岳と登山口の三叉路(矢倉沢峠)を直進し、仙石バス停に着き、路線バスで箱根湯本駅に向かった。

今回の山行では軽アイゼンを携帯したが、幸いにもそのお世話にならずに済んだ。


箱根湯本駅で「箱根湯寮行き」の送迎バスに乗り換え、5分ぐらいで湯本裏の急山に位置する由緒のある門庭に到着。入浴料¥1,500は高いと感じたが、ウイークデイーながらそれなりにお客はいた。風呂で疲れを癒した後、食事と一杯で打ち上げし、箱根湯本駅からロマンスカーで帰途に着いた。


年末の忙しい時期、2021年納めの山行であったが、少人数ながら楽しくできました。

リーダーのサンスケさんはじめ皆さんありがとうございました。


ここで、思い出の1句

(金時山) 「数え日や老いらくの山歩きなり」


                              (記:ナミヘイ)



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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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