●山行日:2019年8月10日(土)-12日(月)
●メンバー:
テント班:ジン、ターボ、プー子、やじ―、フッ君 計5名
小屋班:L KIREZOH、みっちゃん、しずく、モーリー、カール、ツッチー、ベル子、 miya3、ゆみっぺ、ナンシー 計10名
●コースタイム(小屋班)
1日目
広河原 10:30発 - 大樺沢二岐 13:10 - 小太郎分岐 15:55 - 肩の小屋到着 16:40
2日目
肩の小屋 4:10発 - 北岳山頂 5:00 - 北岳山荘 6:10 - 間ノ岳 8:50 - 農鳥小屋 10:00 - 農鳥岳13:00 –
大門沢下降点14:00 - 大門沢小屋着17:00
3日目
大門沢小屋発6:30 - 発電所 9:50 - 奈良田着 10:30
1日目:なんと私、無謀にも2,000m以上のお山も登ったことがないにも関わらず3,000mを超すお山に挑戦すべく、合宿前から、お山に慣れた皆様には理解しがたい物資(結局は持参しなかった酸素ボンベ)を購入、お恥ずかしい質問やら何やらと準備をして参りました。
そして緊張の中、第一日目、日本で二番目の高さの北岳を目指す北岳肩の小屋までの道のりが始まりました・・・
登山口の広河原でトイレ、装備の確認、ストレッチ・・・登り始めて、素人ながら勉強していたとおり南アルプスの緑の樹林帯、お花、そして蒸し暑い道のりが続きました。
御池小屋の分岐で仮設トイレがあり、その以前からなのか、その後からなのか記憶が定かではないですが、生まれて初めて見るもの第一弾の雪渓が広がり、あぁこれがFBで皆さんのアップされている本物の雪渓なんだと心の中で一人感動しておりました。
更に登り続け、自分の足元を確認することで精一杯で足元が荒々しくなってきたな~としか感じられなかった中、メンバーの方々が、あれは甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳ではないかと楽しそうに話しているのが聞こえてきました。予習はしてきたつもりですが、全く景色を見る余裕がなかった私に気を遣って下さり見える山々の説明をし、雲の上に居るんだよ!と教えて下さったモーリーさんのやさしいお言葉に感謝です。もう、このころから初めての高山で空気が薄く感じ若干意識がもうろうとしてきた中、我に返ることが出来ました。
更に登り続け、これもまた実際に初めて見るカラフルなテント群が遠くに見えだし、ああもうすぐ今日のゴール、これまた初めて泊る山小屋、肩の小屋なんだなと・・・
到着後、うるうると涙が出てしましましたが、まだ始まったばかりだからと抑え、生ビールを飲んであげあげに戻り皆様に運搬をご協力頂いたワインを飲まねばと落ち着かせました。
(ゆみっぺ記)
2日目:快晴。小屋前から、 朝焼けに富士山が映える。出発して、今日も登る。北岳到着。朝日にてらされて、オレンジ顔の全員集合写真。富士山のかげが、山々に映る。遠く、甲斐駒ケ岳、遠く北アルプスまで、山の連なりを眺める。
間ノ岳へ稜線を歩くのはとても楽しい。到着後、昼食しながらテントを干す。少し軽くなったよう。ここから、テント班は塩見岳へ向かい、と小屋班は農鳥岳へ。テント班がんばってねー!
少し曇ってきた。農取岳からは、長いくだり。岩で、狭くて、沢もあり、気がぬけない。登りはゆっくりペースのmiya3さん、下りは下山家(⇔登山家)本領発揮で、どんどん進む。それにしても、くだりが長い。この日のわたしの脚はだいじょうぶ。小屋の宿泊手続きのため、Mさんに、先に降りてもらう。残りのメンバーで声をかけながらおりていく。大門沢小屋到着17時。着くや間もなく夕食。やや遅れてしまったカールさんと応援のみっちゃんさんは、小屋の夕食時間には間にあわず、夕食をつめたお弁当をいただきました。
そして食事後そろって全員で無事小屋到着の宴会をしたのでした。
3日目:大門沢小屋出発。朝ごはんは、たまごかけごはんでKIREZOHさんハッピー。もう登りはない。ゴールめざして、どんどん下る。下山家miya3も快適にくだる。奈良田がみえてきた。温泉にはいって、みんなで今回の山行を語ろう。楽しかったなぁ。
(ナンシー記)
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